講談社文庫
2012-08-07 読了 (N回目?)
この作品が、実は森博嗣が一番最初に書いた小説らしい。
西之園萌絵が、県警本部長の叔父を持つという立場をフルに活用して、事件に深入りしすぎるところがすごいというかなんというか。これが小説でなかったら大変だ。少なくとも不法侵入で、刑事事件は不起訴にしても大学は停学処分くらいになるのではないか。こちらも元総長の娘&県警本部長・県知事妻の姪という立場を生かしてもみ消したか。
「森博嗣のミステリィ工作室」に本人が書いていたとおり、森作品にしては珍しく動機の記述が多い。
UNIXの talk とか懐かしい感じ。
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