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2009-02-14 読了
Standard & Poor's, Moody's Investors Service, Fitch Ratings, 株式会社日本格付研究所 (JCR), 株式会社格付投資情報センター (R&I) といった、いわゆる格付会社について。
2001年の Moody's の収入区分 (P.99, 資料4-2) が紹介されている。「ストラクチャードファイナンス」が一番の収入を占めているのに驚いた。事業会社の格付けよりも、昨今のサブプライムローン問題や金融危機の根源といわれている CDO (債務担保証券), RMBS (居住者住宅担保証券) などの格付けが、この時点で主要な柱の1つになっていたようだ。こんなところからも現在の危機の根の深さが分かり、ぞっとする。
自国通貨建てソブリン格付けで特に重要なのはインフレ率らしい。
- AAA: 0-10%
- AA: 4-15%
- A: 7-25%
- BBB: 10-50%
- BB: 25-100%
その他:
- 三國事務所という、発行体から手数料を取らず、投資家への情報提供料のみで運営している格付け会社がある
- 1975年にニューヨーク市債がデフォルトした
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