ワニブックスPLUS新書
なにか、読むとスッとする。よくぞ言ってくれました、という感じか。
自分なりにまとめると、「面白さ」とは、他人から与えられるものは大したことは無く、自分で見つけるものが本物だ、ということ。
「孤独」が悪いもののように思わされている風潮へのコメントも全く同感だ。
なぜかマスコミは、「反孤独」的なプロパガンダを続けている。田舎や下町の人情などを大袈裟に美化し、人々の絆を必要以上に強調している。もちろん、そういったものには良い面もある。しかし、それはすでに本流ではない。むしろ今や貴重になり、マイナになり、滅びかけているからこそ、マスコミが取り上げているのだ。
「面白いこと」に出会ったときに、それを一般化し、抽象化すると、他で応用がきくことがある、というのも面白い。慣れたらできるようになる、とも仰るが、これはこれである種の能力が必要な気がする。
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