講談社文庫
2012-06-12 読了 (3回目?)
1つ前に読んだ「ゾラ・一撃・さようなら」に「天使の演習」というアイテムが出てきたので、確かこのVシリーズにも似たような名前のものが出てきたようなきがしたので、なんとなく、読み返してみた。
少なくともこの作品には出てこなかった。しかし何年ぶりに読んだか忘れたが、話の大筋すら覚えていなくて、新鮮な気分で読むことができた。そして、結末に、またやられた、という感じを味わうこともできた。
以前読んで自分の中に残っていた印象では、物語の舞台である桜鳴六角邸は、なんとなく、なぜか八事あたりの坂をイメージしていたが、今回読んだら、そのイメージはもっと平面的な公園のような場所に変わった。(実際はこれのモデルになった建物は名古屋にはないようだが)
クロネコのデルタ。
本筋とは関係ない、紅子のなぞなぞ(?)とか語りがおもしろい。解説にあるのは正解だろうか。あまり、なるほど、という感じがしないので、たぶん違う気がする。
紅子の設定が、なんとなく、後期(?)とは違う気がする。気のせいかもしれない。
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