2012-04-26 読了 (2回目?)
講談社文庫
なんとなく、気楽に読めるものを手に取ると、森博嗣になってしまう今日このごろ。
短編集を順番に読んできて、本作は4作目の短編集(のはず)。かなり粒ぞろいだと思う。
涙なくしては読めない(嘘)のが「話好きのタクシードライバ」。いちおうミステリ仕掛け(?)にはなっているが、作者自身が日常タクシーを使っていて相当不満を持っているらしいことがよく分かる。
「トロイの木馬」「探偵の孤影」は、読後にモヤモヤが残る(私だけか)。
「ゲームの国(リリおばさんの事件簿1)」は力作(というのか?)。よくこれだけのレパートリーを思いつくものだ。
今作では、S&Mシリーズの登場人物がでるのは1作のみ。やっぱり萌絵の家に集まる。
次は何を読もうか。
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