2009-03-11

つくばぶらいと珈琲物語, いちご一江

文芸社
2009-03-11 読了

これだけ読みにくいエッセイも珍しいが、人を育てるということの大変さ、さまざまな人との出会いの素晴らしさ、そして、客商売は商品だけでなく、様々なお客・状況に適切に対応できる柔軟さや人間性が非常に大切だということが良く分かる。これをマニュアル化しようとしても無理だろう。日本の飲食業等のチェーン店で良い思いをすることが非常に少ないのはそのあたりに原因があるのだろうか (少なくとも欧米のように愛想良くすることくらいはしておいて損はないと思うが)。まあ自分の利用するような(安い)価格の店で 接客の良さまで期待するのはそもそも贅沢すぎるかもしれない。

それにしても、こんな文章でも出版されるとは。人に読ませることを考えておらず、自分の書きたいことを思いつくままに書いたとしか思われない。質の悪い blog 程度。

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