2012-05-19

はてしない物語, ミヒャエル・エンデ (作), 上田真而子, 佐藤真理子 (訳)

Die unendliche Geschichte, Michael Ende
岩波書店
2012-05-14 読了

赤いハードカバーに2色刷。豪華です。でも意味があります。

メインの仕掛けは想像はできたが、さすがに500ページ強のボリュームで飽きさせない。
テレビゲームのRPGみたいにある種のハードルがいろいろ出てくるが、そこは小説、割とあっさりクリアされる部分が多い。
最初は、よくもまあ、こんなに想像力たくましく、いろんな生物を考えることができるな、と思ったが、これも作者自身の「創造物」。

いろいろと良くできている。

ものの感じ方は、読者の歳というか経験によって変わると思うが、発行元のお薦めどおり、小学6年生や中学生のときにこの本を読んだら、本に対する見方が変わっていた可能性がある。

Amazonの書き込みにあったが、文庫版を買うよりは、少し高くて大きくて重いが、ハードカバー版がよい。

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