光文社新書
図書館
2009-01-24 読了
とかく「0か1か」という単純な構図でバッシングされることの多いお役所の内情を、ややお役所の都合に偏りぎみではあるが、冷静に紹介している。著者言うところの (北風と太陽の)「太陽的バッシング」が良いのかどうかは分からないが、たしかに、良くありがちな、一過的な「北風的バッシング」を繰り返しても良い方向へは行かないだろう。
法律を作れるのは代議員だけであり、その代議員を選んでいるのは有権者。現状のお役所の姿は過去・現在の有権者の選択の結果とも言える。そういう意味でも、飲み屋での愚痴話のように、バッシングでなにかが変わることは期待薄で、冷静・現実的・建設的な意見・意識が求められるのだろう。
そのような記事では、新聞や週刊誌は売れないかもしれないが。
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