2013-01-07

夏草の賦, 司馬遼太郎

文春文庫
2013-01-07 読了 (2回目?)

長宗我部元親の生涯。一兵卒や侍大将とは違う、大将に必要な素質が語られている。

高知は坂本龍馬だけに頼らなくても、こういう魅力的な人物や題材があるのでもっと有効活用すればよいと思うが。むしろ龍馬は高知ではあまりゆかりの場所がない気がする(脱藩の道とかかなり苦しいのでは)。

この作品もそうだが、司馬遼太郎の小説で最後が端折ったように感じられるものがあるが、もしかして、新聞で連載していた際に、あるところで連載を終わらさなければならなくなったために、端折らざるをえなくなったものか。

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