2019-04-10

私たちは生きているのか?, 森博嗣

2019-04-10読了
講談社タイガ

このシリーズは、おおよそ150年後くらいの未来の世界を描いているが、「ウォーカロン」という、生命体(?)というかロボットというか、の存在が一つの柱になっている。今回の作品ではそれがさらに一歩進んだ存在も出てくる。どちらにしても、現在の倫理観では受け入れられないだろうと思われるが、技術としては、確かに2-3百年のうちには実現するかもしれない。

人工知能やトランスファーといった存在も出てくる。「人間とは何か」「生きている、とは何か」という問いが必然的に出てくる。

ひょっとしたら、シリーズ全体の話の流れからすると、ちょっと一休み的な巻かもしれない。そうでないかもしれない。いずれにしても上記のような「存在」や「問い」の提示が魅力的な一冊。

「有限と微小のパン」を思い出した。

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