2010-10-17

大学の話をしましょうか, 森博嗣

中公新書ラクレ
2010-10-17 読了

森博嗣の話はいつもどきりとさせられることが多い。この本も、まさに正論だが、この世の常として正論がいつも通るとは限らない。しかし彼の思考法は、少しはそのような考え方ができるようになりたいものだ。

他人が読む文章を書くときは、さまざまな読み方をする読者を想定して、それに耐えるように書き直していくのが良い書き手だそうだ。多重人格は関係ないかもしれないが、なかなか他人の気分で自分の文章を読むことは難しい。

大学は基本的に研究を行うところです。そこに、学びにくる学生たちがいる。研究する人の身近で、学問とは何なのか、学ぶということにはどんな楽しみがあるのか、を知る場所なのです。

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