2022-10-10 読了(図書館)
光文社
これは司馬遼太郎が亡くなった後に出されているので著者が「司馬遼太郎」というのは違う気がするが、ともかく司馬氏の小説や「街道をゆく」などの作品中で触れられている城についての文章が約2ページ分引用されていて、それにちょっとした解説やその城周辺の街などの見どころなどが掲載されている。個々の城の情報はそれほど多くないが、例えば、大坂城の節で大村益次郎殉難報國之碑(大村が京都で刺客に襲われたあと治療を受け、また亡くなった病院があった場所)について触れられているという具合。
行ったことがある城でも、そのように、訪れていない場所などが紹介されていたりするので、また行きたくなる。