集英社新書
2020-09-30 (?) 読了 (図書館)
ゼノンのパラドックスが、無限級数や微分などの概念に関係している、という。
エピメニデスのパラドックスが、ゲーデルの不完全性定理につながる、という。
人間原理、というのがあるそうで、宇宙の中に地球という惑星ができそこに人間が現れるという現実を説明するために、宇宙の形成・進化を考える(だいぶ違うような気もするが)、という立場?
宇宙や地球の創造主を「神」と呼び、科学(ここでは特に物理学)の歴史をたどることでその「神」の姿がどのような変遷をたどったかという観点で書かれた本。非常に読みやすく、一気に読めてしまった。