2015-01-18

軍師二人, 司馬遼太郎

新潮文庫
2015-01-17 読了 (2回目?)

戦国期を題材にした短編集。
雑賀党、織田家武士の浪費妻、徳川傘下の佐野綱正、関ヶ原の戦場の「歩き巫女」、姫路の医家の妻が旅先で一夜官女となる話、侍大将渡辺勘兵衛と藤堂家、古田織部正と鎌田刑部左衛門、後藤又兵衛と真田幸村。

2015-01-10

ファスト&スロー (上)(下), ダニエル・カーネマン (著), 村井章子 (訳)

Thinking Fast and Slow, Daniel Kahneman
ハヤカワ・ノンフィクション文庫
2015-01-10 読了

「ノーベル経済学賞」という冠はあまり関係なく、心理学だろう。
ダン・アリエリーの本ほど軽快ではないが(そもそも他の分野の本でもあれほど軽快な本はなかなか無いが)、豊富な研究成果に基づく、人間の「意思決定」のメカニズムについて知ることが出来る。自分自身の経験に照らしても、頷くところは多い。
もちろん、「プロスペクト理論」の部分はさすがに読み応えがある。

2015-01-05

梟の城, 司馬遼太郎

2015-01-05 読了 (2回目?)
新潮文庫

司馬氏の比較的若い時の作品だそうで、作中に作者がでてきたりといった、面白いが「余談」の部分はなく、まとまりをもった緊張感がつづく。

しかし、「気配を消す」とか、訓練によってできるようになるものだろうか。