2019-05-25 読了(図書館)
中央公論新社
出版社のサイトには「選挙版ハゲタカ」とあったが、そこまでの感じでもなかった。
まあこの作者お得意 (?) のパターンで、一番の黒幕は最後のほうまで明かされない。
序盤のドロドロさに比べたら、後半はわりと素直に進み、かなり設定が厳しい感じで情勢の変化が起こっていく。
2019-05-25
2019-01-01
2018-01-18
2013-02-07
虚像の砦, 真山仁
角川書店
2013-02-07 読了 (図書館)
タイトルの読みは「メディアのとりで」。
実際にあった話を織りまぜてリアリティをだす、この作家お得意の手法(?)。今回はテレビ局。
ミステリ的な読み方もできそうな感じ。最後に黒幕(?)。最後があっという間に収束した感がある。
この作者の小説は他のもそうだが、場面の時と場所が、節の初めに○月○日△時というように書かれている。これはわかりやすい場合もあるのだが、場面や時間が飛んだときなど、それをみて確認しなければならない場合、わかりづらい仕組みだ。テレビドラマ風演出か。
2013-02-07 読了 (図書館)
タイトルの読みは「メディアのとりで」。
実際にあった話を織りまぜてリアリティをだす、この作家お得意の手法(?)。今回はテレビ局。
ミステリ的な読み方もできそうな感じ。最後に黒幕(?)。最後があっという間に収束した感がある。
この作者の小説は他のもそうだが、場面の時と場所が、節の初めに○月○日△時というように書かれている。これはわかりやすい場合もあるのだが、場面や時間が飛んだときなど、それをみて確認しなければならない場合、わかりづらい仕組みだ。テレビドラマ風演出か。
2013-01-25
レッドゾーン, 真山仁
講談社
2013-01-25 読了 (図書館)
アカマ自動車。
最後のほうがやや端折りぎみか。
日光がほとんど登場しなかったのがやや残念。
団体や登場人物はすべて架空とはいえ、中国の車メーカーのことを良くは書いていないので、いらぬ心配をしてしまう。
2013-01-25 読了 (図書館)
アカマ自動車。
最後のほうがやや端折りぎみか。
日光がほとんど登場しなかったのがやや残念。
団体や登場人物はすべて架空とはいえ、中国の車メーカーのことを良くは書いていないので、いらぬ心配をしてしまう。
ラベル:
books,
economy,
investment,
novel,
真山仁
2012-08-26
ベイジン (上) (下), 真山仁
東洋経済新報社
2012-08-26 読了 (図書館)
事前情報なく図書館で見つけて読んでみた。すると、この作者お得意の(?)経済小説とはちょっと違い、日本の原子力技術者と中国の役人が中心となって世界最大の加圧水型原子炉を中国に作るという話。ちょうど北京オリンピックが開催された2008年夏に向けて、雑誌に連載されていたようだ。
様々な登場人物が、それぞれの視線・立場から、オリンピックや原発にかかわっていて、いろいろな読み方ができると思う。自分はやはり、技術者が可能な限りの力を尽くして、安全で素晴らしい発電所を作り上げるというところに惹かれる。巨大なプロジェクトなので一筋縄ではいかないところも良くできていると思う。逆に、映画監督の筋は必要性が良く分からない。
後半の発電所での事故は、福島第一原発の事故を彷彿とさせる。現実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので、現実の福島のほうがはるかに深刻な事態を招いてしまっている。それにしても、全電源喪失やベントなど、有名になってしまったことがらを、見てきたように描いているのはすごい。奇しくも、小説内でも言及されているが、原発はどこか一つで重大事故が発生すると、世界的にアゲインストの影響が出るということだ。核分裂を制御し、そのエネルギーを取り出す技術自体はすばらしいと思うが(廃棄物の問題は残るが)、実際にそれを作るのは実験室のような他の影響のない理想空間ではなく、雨も降れば風も吹く、地震もあれば津波もある地球上で、しかもそちらを制御するのはほぼ不可能というところが、根本的な問題か。施設の規模を小さくして立地の制約を緩くするとか、太平洋どまんなかの深海底で稼働できるようにするとか、が必要か? すでに検討されているかもしれないが。
神戸・元町の中華街(南京町)も舞台の一つになっている。そこに出てくる中華料理店「小小心縁」は実名で存在するらしい。
2012-08-26 読了 (図書館)
事前情報なく図書館で見つけて読んでみた。すると、この作者お得意の(?)経済小説とはちょっと違い、日本の原子力技術者と中国の役人が中心となって世界最大の加圧水型原子炉を中国に作るという話。ちょうど北京オリンピックが開催された2008年夏に向けて、雑誌に連載されていたようだ。
様々な登場人物が、それぞれの視線・立場から、オリンピックや原発にかかわっていて、いろいろな読み方ができると思う。自分はやはり、技術者が可能な限りの力を尽くして、安全で素晴らしい発電所を作り上げるというところに惹かれる。巨大なプロジェクトなので一筋縄ではいかないところも良くできていると思う。逆に、映画監督の筋は必要性が良く分からない。
後半の発電所での事故は、福島第一原発の事故を彷彿とさせる。現実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので、現実の福島のほうがはるかに深刻な事態を招いてしまっている。それにしても、全電源喪失やベントなど、有名になってしまったことがらを、見てきたように描いているのはすごい。奇しくも、小説内でも言及されているが、原発はどこか一つで重大事故が発生すると、世界的にアゲインストの影響が出るということだ。核分裂を制御し、そのエネルギーを取り出す技術自体はすばらしいと思うが(廃棄物の問題は残るが)、実際にそれを作るのは実験室のような他の影響のない理想空間ではなく、雨も降れば風も吹く、地震もあれば津波もある地球上で、しかもそちらを制御するのはほぼ不可能というところが、根本的な問題か。施設の規模を小さくして立地の制約を緩くするとか、太平洋どまんなかの深海底で稼働できるようにするとか、が必要か? すでに検討されているかもしれないが。
神戸・元町の中華街(南京町)も舞台の一つになっている。そこに出てくる中華料理店「小小心縁」は実名で存在するらしい。
2012-08-24
バイアウト (上) (下), 真山仁
講談社
2012-08-24 読了 (図書館)
「ハゲタカ」の続編。
世の中の(というかマスメディアが作り上げた?)買収ファンドのイメージでは、弱い相手に対して資金力にものを言わせて買収してしまう、という感じだと思うが、この本では(そして実際は)、情報力・交渉・駆け引きなどの能力が重要という。実際にそうだろう。
ところで、かの Warren Buffett は、株式投資で米国第2位の資産を築いたとよく言われるが、「スノーボール」によると、投資した会社に自ら乗り込んでいったりする(経営する)こともあるようだ。そう考えると、本質的には両者に違いはないことになる。
株は英語で share とか stock とか equity とか呼ばれる。share は端的に「会社の所有割合・区分所有」ということだろう。というわけで当たり前だが、株式投資とは会社(の一部分)を買うことに他ならない。
またその株式が上場(公開)されているということは、会社(のある割合)を自由に売買できるということだ。買われたくない会社は非上場にするしかない。
鷲津のセリフが端的:
そう思うと、日本は「最も成功した社会主義国」と言われることがあるが、曲がりなりにも株式市場があるのが殆ど奇跡的に思える。
2012-08-24 読了 (図書館)
「ハゲタカ」の続編。
世の中の(というかマスメディアが作り上げた?)買収ファンドのイメージでは、弱い相手に対して資金力にものを言わせて買収してしまう、という感じだと思うが、この本では(そして実際は)、情報力・交渉・駆け引きなどの能力が重要という。実際にそうだろう。
ところで、かの Warren Buffett は、株式投資で米国第2位の資産を築いたとよく言われるが、「スノーボール」によると、投資した会社に自ら乗り込んでいったりする(経営する)こともあるようだ。そう考えると、本質的には両者に違いはないことになる。
株は英語で share とか stock とか equity とか呼ばれる。share は端的に「会社の所有割合・区分所有」ということだろう。というわけで当たり前だが、株式投資とは会社(の一部分)を買うことに他ならない。
またその株式が上場(公開)されているということは、会社(のある割合)を自由に売買できるということだ。買われたくない会社は非上場にするしかない。
鷲津のセリフが端的:
株式市場に上場したら、会社を買ってくださいという意味だと、私が日頃から申し上げている...
そう思うと、日本は「最も成功した社会主義国」と言われることがあるが、曲がりなりにも株式市場があるのが殆ど奇跡的に思える。
ラベル:
books,
economy,
investment,
novel,
真山仁
2012-05-02
ハゲタカ, 真山仁
ダイヤモンド社 (上), (下)
2012-05-02 読了
良い意味で予想を裏切られる内容だった。
タイトルから想像するのは、とにかく金にモノを言わせて会社を買収するようなイメージ。しかしながらビジネスなのだから当たり前だが、単に資金を投入するだけでは儲かるわけがなく、事業を復活させて収益を上げたり、企業価値を高める必要がある。また、買収の過程でも、必要な情報を事前に入手すること、それを交渉の場で活かすこと、ができなければ目的を達成できない仕事だということがよくわかった。
主たる話はフィクションだろうが、そこに、現実に発生した事件など(固有名詞は【分かりやすく】変えられているが)がその時系列でからんでくるので、リアリティを感じる。
2012-05-02 読了
良い意味で予想を裏切られる内容だった。
タイトルから想像するのは、とにかく金にモノを言わせて会社を買収するようなイメージ。しかしながらビジネスなのだから当たり前だが、単に資金を投入するだけでは儲かるわけがなく、事業を復活させて収益を上げたり、企業価値を高める必要がある。また、買収の過程でも、必要な情報を事前に入手すること、それを交渉の場で活かすこと、ができなければ目的を達成できない仕事だということがよくわかった。
主たる話はフィクションだろうが、そこに、現実に発生した事件など(固有名詞は【分かりやすく】変えられているが)がその時系列でからんでくるので、リアリティを感じる。
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