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2011-02-06

ネットがあれば履歴書はいらない ウェブ時代のセルフブランディング術, 佐々木俊尚

宝島社新書
2011-02-06 読了

個人版SEOとでもいえる内容。タイトルどおり、ネット上に自分を露出し、他の人に自分の得意分野・考え方などを知ってもらうということ。

セルフブランディングの入り口として Twitter が効果的なようだ (私は使っていないが)。ゆえに1章まるまるを Twitter の有用な使い方にあてている。全然知らなかったが、RTは公式サイトの機能には無いそうだ。

しかし、如何にこれらのツールを使いこなしても、本人の中身(情報提供の中身)がなければ仕方が無い。

  • ポジティブなエゴサーチ
  • プライバシーの概念は時代によっても移り変わる。個人情報を提供することで利益を受けることもある (e.g., Amazonリコメンド, 症状を公開することでアドバイスが得られる, etc.)
  • 価格比較サイト coneco.net の専門家社員にはネットで情報発信していた人がいる
  • 役立つwebサービス: Gmail, blog, SBIビジネス, friendfeed, twitter, tumblr, Tombloo (firefox の拡張)
  • mixiは教室内の会話, blogは講演会場, twitterはパーティ形式の立食会 (原文ママ: 「立食形式のパーティ」か?)

2011-02-03

グーグル Google 既存のビジネスを破壊する, 佐々木俊尚

文春文庫
2011-02-03 読了
図書館

2006年に出版された本なので、Facebook の F の字も出てこないが、Google の強力な収益源である「キーワード広告」の革命性や「Google八分」、ネットの司祭ともいうべき権力的な存在になってきていることを指摘している。その構造は今も変わっていないだろう。

著者は、ユーザがGoogleなどの検索エンジンを使うようになれば、そのwebページの重要度が人間ではなくアルゴリズムで測定されるため、マスメディアなど従来からの情報の権威と、個人bloggerとの格差が縮まりフラット化する、と述べている。今はそうなっているだろうか。「ロングテール」など、多様化の恩恵が大きいと感じるが、それは個人個人の求める情報が異なり、ある人にとっては、総理大臣の発言よりも、(新聞などには載っていない)おいしいレストランの情報や、PCのパーツ情報の方が重要ということの反映だろう。そういう従来メディアではレア(マイナーですらない)な情報も、検索エンジンのおかげで、ある程度到達するのが容易になったということだろう。(このblogのように殆どreachされないページも星の数ほどあるだろうが...)

最後に述べられている、Googleが「環境管理型権力」というものになっている、という話は怖いことだ。

関係ないが、Facebook などの SNS は、自分で情報の公開範囲を制限できるので、うっかりすると Internet 上に個人情報を置いているという意識が希薄になることがある。確かに、一般には公開されていなくても、他人のサーバの上に自分の情報を置いている、ということを常に意識する必要がある。