2011-07-30 読了 (3回目?)
何度読んでも引き込まれる。独創的というのはこういうことを言うのだという見本。道を切り開いた人は本当に素晴らしい。
世に生を得るは、事をなすにありという言葉が何度か出てくる。これが本当に竜馬の言葉かどうかはわからないが、この小説全体を貫くテーマとなっている気がする。
坂本竜馬は何度もNHKの大河ドラマなどに取り上げられていて、そのたびに高知では観光客を呼び込もうとするようだが、彼の活躍の舞台は江戸、京、兵庫(神戸)、長崎など、ほとんど県外だ。
おりょうと竜馬が訪れたという塩浸温泉は、司馬氏が訪れたときには地元の人も知らないような場所だったようだが、「竜馬ブーム」のおかげでいまや立派な温泉施設ができているようだ。
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